患者同士のトラブルの仲裁も看護師の仕事

患者同士のトラブルの仲裁も看護師の仕事
看護師の仕事は、患者を医療的に看護するだけにとどまりません。
看護するだけにとどまらず、患者からのクレーム処理をしなければいけないことがあります。
たとえば病室で起こった患者同士のトラブルについても、場合によっては看護師が仲裁して解決に導かないといけません。
そんな病室に関するトラブルの1つに、寝ている時のいびきがあります。
いびきの大きな人が同じ病室にいれば、いびきを気にする人はうるさく思えてしまってすんなり眠れません。
1日ぐらいならまだ耐えられるにしても、それが何日も続いてしまったら確かにストレスです。
もしもそのいびきをかく患者が病室に後から入ってきた場合、いびきをうるさいと思っている患者から「どうしてこの病室にあの患者を入れたのだ」と看護師にクレームをされてしまいます。
そんなクレーム処理に悩まされる看護師は少なくありませんが、説明をしっかりとする、妥協案を提示する、根気強く話して説得するなど、さまざまなやり方でもって患者に納得してもらわないといけません。
嫌がらせでいびきをかく患者をその病室に入れることなどなく、単に空いている病室がそこしかなかったからそうしただけです。
ですがその説明をただ事務的に行っても理解してもらえませんので、できるだけ懇切丁寧に説明していかないといけないです。
思わぬことから患者同士のトラブルが発展すればもっと問題になってしまいますし、看護師の仕事の中には広い意味での患者対応が含まれているのです。